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積水ハウスの坪単価「60万円台」は嘘? リアルな総額と「高い」と言われる5つの理由をプロが徹底解説

こんにちは。積水ハウスの家づくりを徹底的に研究している、当ブログ管理人です。

※本記事は、アメブロで話題になった『積水ハウスのリアルな坪単価』のリアルな体験と、私自身が『価格の誤解とコストダウンの成功談』を【完全公開】する専門解説になります。

こんな人におすすめです

  • 積水ハウスに憧れがあるが、価格面で躊躇している
  • ネットの「坪単価60万円台」と「坪110万円台」の情報に混乱している
  • 現実的な総額と、賢いコストダウンの方法を知りたい

「ネットには載っていない本当の価格内訳」まで、一次体験+公式データを元に中立目線で解説します。

【結論】積水ハウスのリアルな坪単価は「90万〜120万円」が現実

積水ハウスを検討し始めると、まず価格情報の幅広さに驚くはずです。「坪単価60万円台」という情報もあれば、「坪単価110万円を超えた」というオーナーブログも存在します。

なぜこれほど情報が錯綜するのか、そして「本当の」スタートラインはどこなのかを解説します。

なぜ「坪60万円台」と「坪110万円台」の情報が混在するのか?

この価格差が生まれる理由は、主に「集計時期」と「住宅の仕様」の違いです。

  • 情報(1) 坪60万円台〜90万円台:

    これは、オリコンなどの満足度調査データが元になっていることが多いです。過去に建てたオーナーや、仕様を抑えたプランも含む「広範な平均値」です。


  • 情報(2) 坪110万円台:

    これは、2023年〜2024年といった「まさに今」家づくりを検討している層の「現実的な見積もり」です。近年の資材高騰や、ZEH(ゼッチ)基準、高断熱、最新設備を標準として考えると、この数字がリアルなスタートラインとなります。


これから積水ハウスで注文住宅を検討する方は、現実的な坪単価のスタートラインを「約90万〜120万円」(本体価格)と見ておくのが妥当です。

【最重要】坪単価の罠。「7:2:1の法則」で総額を把握しよう

家づくりで最も注意すべきは、「坪単価 × 坪数」が家の総額にはならないという事実です。

住宅の総費用は、以下の「7:2:1の法則」で構成されています。

  • 本体工事費(約70%): いわゆる「坪単価」で語られる部分。
  • 付帯工事費(約20%): 地盤改良、給排水工事、外構、照明・カーテンなど。
  • 諸経費(約10%): 住宅ローン手数料、火災保険料、登記費用、税金など。

多くのメーカーが提示する「坪単価」は、総額の約7割にすぎない「本体工事費」のみを指します。

35坪の家を建てる際のシミュレーション

「坪単価100万円」と聞いて「35坪なら3,500万円」と試算すると、付帯工事費と諸経費(合計約1,500万円)が考慮されておらず、深刻な予算オーバーを引き起こします。

項目 坪単価100万円の場合の計算 割合の目安
本体工事費 35坪 × 100万円 = 3,500万円 70%
付帯工事費 (本体工事費から逆算) ≈ 1,000万円 20%
諸経費 (本体工事費から逆算) ≈ 500万円 10%
建物総額 5,000万円 100%
※土地代は別途かかります。

坪単価の誤解は、予算オーバーという最大級の後悔に直結します。「オプション地獄」で後悔した人の実例を参考に、総額で考える癖をつけましょう。

なぜ積水ハウスは高いのか?価格に見合う「5つの価値」

積水ハウスの価格は、単なるブランド料ではありません。その価格には、他社が追随できないレベルの品質管理、技術開発、アフターサービスへの「コスト」が含まれています。

価値1:圧倒的な品質管理(邸別受注生産とISO9001)

積水ハウスは、一邸ごとに仕様が異なる注文住宅の部材を、コンピューター管理によって邸別に加工・プレセットする「邸別受注生産」を行っています。この複雑なオペレーション全体で、品質管理の国際規格「ISO9001」を取得・維持するには莫大なコストがかかります。

オーナーは「高い」価格を払う代わりに、「どの家でも安定した高品質」という安心を購入していると言えます。

価値2:現場の施工品質(直接責任施工体制)

どれだけ部材が良くても、現場の施工品質が低ければ意味がありません。積水ハウスは、下請けに丸投げする業界の慣習とは異なり、100%出資の「積水ハウス建設」や認定協力工事店による「直接責任施工体制」を構築しています。

自社研修で技能レベルを高めた職人が一貫して担当するため、「現場ガチャ(職人の当たり外れ)」のリスクを最小限に抑えるための管理コストが価格に含まれています。

価値3:独自技術への投資(ベルバーン、シーカス)

業界最大規模の「総合住宅研究所」を保有し、独自技術の研究・開発に多額の投資を行っています。

代表例が、陶版外壁「ベルバーン」や、制震装置「シーカス」です。特にベルバーンは、塗装の塗り替えが不要で、その高い耐久性と意匠性が積水ハウスの象徴となっています。

価値4:ZEH率の高さ(標準仕様のレベルが元々高い)

積水ハウスのZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)率は87%(2022年度)に達しています。これは、「積水ハウスが高い」のではなく、「積水ハウスが標準仕様として提案する家のレベルが元から高い」ことを意味します。

ローコストメーカーで標準仕様の家を建て、そこから断熱性や耐震性をオプションで高めていった結果、最終的に積水ハウスの価格に近づくケースは少なくありません。

価値5:長期保証とアフターサービス(永年保証)

積水ハウスは、有償メンテナンスを条件に「永年保証」を提供しています。

初期費用(イニシャルコスト)は高くとも、30年、40年先を見据えた修繕・保証(ライフサイクルコスト)を含めると、トータルでの費用対効果が高い。この長期的な視点こそが、積水ハウスの価値です。

大手ハウスメーカー4社と徹底比較!積水ハウスは本当に高い?

積水ハウスの価格を客観的に評価するため、主要なライバル4社と比較します。

メーカー 坪単価目安 構法(主力) 主力商品 保証(初期) 性能(強み)
積水ハウス 90-120万円 鉄骨・木造 イズ・ロイエ / シャーウッド 30年 ZEH, 耐震性, 高品質管理
住友林業 90-120万円 木造(BF構法) My-Forest BF 30年 木の質感, デザイン自由度
大和ハウス 85-115万円 鉄骨(xevo) xevo Σ (ジーヴォシグマ) 30年 外張り断熱, 大空間, 天井高
ヘーベルハウス 90-130万円 重量鉄骨 キュービック / 新大地 30年 耐火性(ALC), 耐久性, 都市型
一条工務店 70-100万円 木造(2x6) アイスマート / グラン・セゾン 30年 断熱性・気密性(圧倒的)
(注: 坪単価は現在の市場調査に基づく目安)

vs 住友林業(木造ハイエンド対決)

坪単価はほぼ同等です。積水ハウス(シャーウッド)が「ベルバーン」の機能美と品質管理体制で強みを持つのに対し、住友林業は「ビッグフレーム(BF)構法」による大開口と、"木"へのこだわりが強みです。

vs 大和ハウス(鉄骨ライバル対決)

最大のライバルです。大和ハウスは「天井高2m72cm」を武器にした開放的な大空間が魅力。対する積水ハウスは、「邸別生産」と「直接責任施工」による品質管理の徹底度で差別化を図ります。

vs 一条工務店(性能・コスト対決)

最もビジネスモデルが異なります。一条工務店は「断熱性・気密性」で業界トップの性能を誇ります。高性能な窓や全館床暖房を「標準仕様」に組み込むことでコストダウンを図っていますが、デザインや設備の自由度は低い傾向にあります。

対して積水ハウスは、デザインや設備の「自由度(オプションの幅)」が非常に広い分、仕様を追求すると価格が上がりやすいモデルと言えます。

【後悔しない】積水ハウスのコストダウン戦略と「割引」の全知識

価値を理解した上で、いかに予算内で「憧れ」を実現するかの具体的な戦略を解説します。

例えば、人気の平屋を建てる場合、どのくらいの予算感になるのでしょうか。30坪4000万円が目安の平屋の価格相場とリアルな失敗談で、より具体的なイメージを掴むことができます。

交渉のリアル:値引きを引き出す「2つの戦術」

あるオーナーの交渉実録には、重要な戦術が示されています。

  • 戦術(1) 値引きのパラドックス

    大幅な値引きの条件が「ベルバーン&太陽光発電&エネファームを揃えたフルスペック住宅」の採用だった、というケースがあります。これは、積水ハウスが推進するZEHや高付加価値住宅を採用する顧客に対し、戦略的に値引き(インセンティブ)を配分していることを示します。コストダウンのためにこれらを外そうとすると、かえって値引き額が減る可能性さえあるのです。


  • 戦術(2) 交渉の最終手:「総額」での提示

    交渉の最終盤で「あといくら引けますか?」と聞くのではなく、「私たちの支払い総額の目標はこれです」と「支払い総額」で目標を提示する交渉術です。これにより、営業担当者と「目標達成」という共通のゴールを持つことができます。


【裏ワザ】オーナー紹介制度は使うべき?

積水ハウスには、既存のオーナーから紹介を受けることで特典が得られる「紹介制度」が存在します。

この制度の最大の価値は、値引きそのものよりも「変な営業に当たるリスクを避け、オーナーが信頼する優秀な営業担当を紹介してもらえる」点にあります。家づくりは担当者の質に大きく左右されるため、このメリットは計り知れません。

もちろん、それに加えて「建物本体価格の3%程度」の割引が期待できる可能性もあります(※割引率は時期や地域、プランによって変動し、確約されるものではありません)。

ただし、この制度には「絶対のルール」があります。

それは、「積水ハウスの展示場を訪問する」「資料請求をする」など、あなたの個人情報が積水ハウスに渡り、担当者がついてしまう「前」に利用しなければならない点です。一度担当者が決まると、後からこの制度は利用できません。

コストダウンの落とし穴!「妥協してはいけない」絶対領域

コストダウンは重要ですが、家の本質的な価値を損なっては本末転倒です。

妥協厳禁(1): 家の「骨格」と「安全」(後から変更不可能)

ここを削ると、積水ハウスを選ぶ意味が失われます。

  • 構造・躯体: 鉄骨のグレード、シャーウッドの構造材。
  • 耐震性: 制震装置「シーカス」などの安全装備。
  • 外壁材: 「ベルバーン」など。初期費用は高くても、長期的なメンテナンスコストの優位性は積水ハウスの価値の根幹です。
  • 断熱性能: ZEH基準を維持する断熱材や窓のグレード。日々の快適性と光熱費に直結します。

妥協厳禁(2): 日々の「快適性」(後から変更困難)

後からの変更が非常に困難な部分です。

  • 間取りの根幹: 窓の位置とサイズ、天井高、生活動線。
  • コンセントとスイッチの位置: 後からの増設・移設は高コストです。
  • 収納の「量」と「位置」: 収納「スペース」自体を削ると、生活の質が著しく低下します。

妥協OK(3): 後から変更できる「装飾」と「設備」

コストダウンで狙うべきはここです。

  • 内装(装飾): 「塗り壁からクロスへの変更」など。クロスはいずれ張り替えるため、初期は標準グレードでも問題ありません。
  • 設備(グレード): キッチンやお風呂。最高級グレードにこだわる必要はありません。
  • 外構・造園: 駐車場(砕石のまま)、ウッドデッキ、目隠しフェンスなど。これらは外注やDIY、数年後にお金が貯まってからの施工が最も容易な部分です。

まとめ:積水ハウスを選ぶべき人、他社を検討すべき人

積水ハウスの価格は、確かに高価格帯です。しかし、その価格は「品質管理体制」「独自技術」「長期保証」という、目に見えにくい「安心」と「長期的なコストメリット」への対価です。

この記事のポイント

積水ハウスを選ぶべき人

  • 「価格」よりも、施工品質や安全性の「安心感」を最優先する人。
  • 初期費用が高くても、「ライフサイクルコスト」の優位性を理解できる人。
  • ZEH基準など、標準仕様のレベルが高く、デザインの自由度も高い家を求める人。

他社を検討すべき人

  • とにかく初期費用(イニシャルコスト)を最優先で抑えたい人。
  • 「断熱性・気密性」など、特定の性能に振り切った家を求める人(→一条工務店など)。

よくある質問

Q1: 積水ハウスって、結局35坪で総額いくらかかるの?

A: 一概には言えませんが、坪単価(本体価格)を100万円と仮定した場合、付帯工事費や諸経費を含めた「建物総額」は5,000万円程度が一つの目安になります。これに加えて土地代がかかります。

Q2: 積水ハウスの坪単価が60万円台っていうのは嘘?

A: 嘘ではありませんが、過去のデータや、仕様をかなり抑えたプランの可能性があります。2024年現在、ZEH基準などを満たす現実的なスタートラインは坪90万円〜120万円程度と考えるのが妥当です。

Q3: 積水ハウスで安く建てる方法はありますか?

A: あります。家の形を凹凸のない「総二階」にする、外構や一部の設備を「施主支給」や「外注」にする、といった方法が効果的です。また、展示場に行く前に「オーナー紹介制度」を活用することで、割引が期待できる可能性もあります。

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